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「《ラプソディー・イン・ブルー》の真実」無事終了

国立音楽大学音楽研究所ガーシュイン・プロジェクトのイベント、「《ラプソディー・イン・ブルー》の真実」が無事終了しました。

正直、大ホールにお客様が十数人、という光景も、かなりリアルな可能性として思い描いていたのですが、ふたを開けてみたらとても多くのお客様に来ていただけました。受付をして下さった方のお話では、400人くらいはいらしたそうです。前半でお話をさせていただきましたが、とても反応が暖かく、嬉しい思いをしました。本当にありがとうございました。

何といっても、演奏が素晴らしかったです。
ラプソディー・イン・ブルーでソロを弾いて下さったピアノの三木香代先生。格好いい。知的で、音楽的で、一音ごと、一フレーズごとにワクワクしました。楽譜をお送りできたのが1ヶ月前、その後もぎりぎりまで音の変更があってり、「ここはお任せします」という部分があったり、という中で、いろいろご無理をお願いしたにもかかわらず、これだけ完成度の高い演奏をしていただけたことは、驚異的です。本当に有り難かったです。

オーケストラの皆さんも、すごいです。企画したとき、作曲の栗山和樹先生が「せっかくだからドリームオーケストラを作りましょう」とおっしゃって、クラシックとジャズの第一線で活躍されている方々に声をかけて下さいました。本当に夢のようなオーケストラでした。技術や音楽性は言うにおよばず、リードの宮崎真一さんは1910年生のメタルクラリネットなど当時の楽器をずらりと並べて下さるし、ベースの松永敦さんはスーザフォンを持ってきて下さるし、楽器の面でもガーシュインの時代、初演者ホワイトマンの楽団に近づけることができました。最初のリハーサルでは、まだ楽譜に間違いがあったりしたこともあって、響きが硬い印象はあったのですが、ほんの2日のうちに見る見る響きが練れていったのは本当に見事でした。もちろん、指揮の工藤俊幸先生のお力も大きいのです。本番当日は、全く新鮮な魅力にあふれた、これまで聞いたことのないガーシュインのサウンドを皆さまにお届けすることができました。ひたすら感謝です。

自筆譜の解読と研究、楽譜作成、ご案内の配布、演奏会の準備と本番のお手伝い、そして演奏までこなしてくれた研究所スタッフの皆さんにも、心から感謝してます。ありがとう。

終演後、たくさんの方々からお褒めの言葉をいただきました。来年もやらなきゃ、という責任感みたいなのが湧いてきました。

来年はたぶん1月に、「シンフォニック・ジャズの広がり」と題して、もう少し大きな編成のオーケストラで演奏会をやろうと思っています。どうかご期待ください。


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