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ストリーミング

前にストリーミングに関わるソフトを紹介した際、具体的にこんなサイトに適用できた、という例を紹介したら、ほとんど即時に複数のサイトから「規約違反」との反応があった。1つのサイトはメールによる警告で、当該の文言を削除するだけで済んだが、もう1つのサイトは即刻アカウント停止。一方的な通告のみで、メールを出しても反応はなく、残っていた数ヶ月分の課金がパーになった。
1日に数人しか訪れないこんなブログまで監視するなんて、ご苦労さんなことだ。しかも片方はドイツのサイト。日本語の分かるスタッフがいるのか、日本の組織と提携しているのかしらないが、これもまたご苦労さん。

規約などというものは向こうが一方的に提示し、こちらは一応納得したことになっている訳だから、規約違反と言われれればこちらはどうしようもない。

しかし、テレビの録画やラジオやCDの録音が個人の権利として認められているのに、ネット・ストリーミングについては認められないというのは、やはり変だと思う。実際にネット上の動画ストリーミングを体験すればわかることだが、ブロードバンドといえども通信速度が追いつかずに動画がブツ切れになることはしょっちゅうだ。映画や演劇ならまだ我慢しやすいが、音楽の場合は致命的と言ってよい。いったんデータをローカルに保存し、快適なコンディションで再生するのは、ユーザーの権利として保証されるべきだと思う。お金払ってるんだしさ。契約者には配信側が十分な通信環境を保証してくれる、とでもいうのなら別だろうけど。

良い内容だからこそ、それなりの対価を払っているのだし、払った限りはなるべく良い条件で、なるべく便利に使いたい。ユーザーとしては当然の思いではないか。

そもそも19世紀以前の文化を前提とした「著作権」の考え方を、むりやりディジタル文化に適応しようとしても、所詮無理があるのだ。根本的に発想を変えないと、せっかくの新しいメディアの利点をどんどん矯めてしまうことになる。

音楽にしてもネットにしても、本来はみんなのもの、すべての人に開かれた共有財なんだけどなあ。それを私物化したり、囲い込んで金儲けの道具にしたり、という発想がいつか時代の波の中で廃れていくことを願っている。もう無理かもしれないけど。

ところで、今回はいっさい固有名詞を出してない。果てさてこれでも文句言ってくるところはあったりするのでしょうか?

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